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家事代行サービスのライター、Nozomiです。
1月に入ると、街のあちこちで成人式の案内やニュースを見かけますね。晴れ着姿の新成人を見ると、こちらまで背筋が伸びる気がします。我が家は共働きで、子どもは小3と中1。まだ先とはいえ「家事って、いつどうやって教えるのが正解なんだろう……」と考えることも増えました。
私の夫は正直お掃除が苦手で(笑)、結婚当初は“やり方が分からないだけ”なのに本人は「向いてない」と思い込んでいたんです。でも、基本の順番と道具を決めたら、驚くほどできるようになりました。
成人を迎えるということは、法律上の区切りだけでなく「自分の暮らしを自分で整える」スタートラインでもあります。実家暮らしでも、一人暮らしでも、家事は避けて通れません。部屋が散らかる、洗濯物が溜まる、キッチンがベタつく……忙しくなるほど小さなストレスが積み上がって、気づけば生活の質が落ちてしまうことも。
とはいえ、家事や掃除は学校で体系的に教わる機会が少ないですよね。多くの方が「なんとなく」「見よう見まね」で始めます。そこで最初に“ずっと使える基本”を押さえておくと、10年後も20年後もラクが続くと思います。
他人事では無いのでつい熱が入ってしまい、前置きが長くなりました(汗)。本記事では、家事初心者の新成人の方がつまずきやすいポイントを避けながら、暮らしを回すための家事・掃除の基本を分かりやすくまとめたいと思います。
完璧を目指さなくて大丈夫。まずは家事・掃除の基本型を理解していきましょう
成人になると、生活の選択肢が一気に増えます。就職、進学、一人暮らし、同棲、実家に住み続ける……どの道を選んでも、生活のベースは「衣食住」です。そして、その土台を整えるのが家事と掃除。ここが崩れると、健康・お金・時間・メンタルにじわじわ影響が出ます。
家事は“できる人だけがやるスキル”ではなく、誰にでも必要な生活技術です。しかも、センスよりも「基本の考え方」と「順番」で決まります。
料理が得意でなくても食べてはいけますが、キッチンが汚れ続けると衛生面が不安になります。洗濯が面倒でも服は着られますが、ニオイやシワが気になると自信が削られます。掃除は、単にきれいにする行為ではなく、自分を守る行為でもあるんです。
ですので、これから成人を迎える方=新成人にとっては、家事初心者が最短で“困らないレベル。つまりは「暮らしを自分で整えるスタートライン」に立つことが重要なのです。

家事や掃除に苦手意識を持つ方の多くは、「何をどう考えればいいのか」が分からないまま始めていることが多いと思います。
実は、テクニック以前に“考え方”を知っているかどうかで、家事の負担は大きく変わります。本項では、成人を迎えた今だからこそ知っておいてほしい、家事と長く付き合うための基本的な考え方を整理していきましょう。
家事で一番やってはいけないのが、“気合と根性”で回そうとすることです。家事は毎日発生します。テスト勉強のように一夜漬けは効きません。頑張り型の人ほど、忙しい日が続いたときに一気に崩れて「もう無理……」となりがちです。
続く人は、家事を「仕組み」に落とし込んでいます。具体的には、 以下の3つです。
例えば、洗面台の横に小さな布(マイクロファイバー)を1枚置いておく。歯磨きの後に鏡と蛇口をサッと拭く。
これだけで、洗面台は驚くほどきれいを保てます。ポイントは「掃除をするぞ!」と構えないこと。生活動線の中に自然に溶け込ませることです。
家事初心者の方ほど、SNSや動画の“理想の部屋”を見て「自分もああしなきゃ」と思いがち。でも、完璧主義は挫折の元です。特に掃除は、やればやるほど際(きわ)が気になって終わりがなくなります。
おすすめは、合格点を60〜70点に設定すること。毎日ちょこっと整える方が、年に数回の大掃除で100点を狙うより、結果的に清潔に保てます。大人の暮らしは大変忙しいです。家事に時間を吸われすぎると、睡眠や趣味、人間関係が削られてしまいます。
「今日は床に物がない」「今日はキッチンのべたつき油がない」くらいで十分。家はショールームではなく、生活する場所です。
掃除には2種類あります。
この区別を知らないと、掃除をイベント化してしまい「今度まとめてやろう」が増えます。すると汚れが育ってしまい、結局時間も体力も必要になります。
日常掃除は1回1〜5分でOK。定期掃除は月1や季節ごとでOK。
分けて考えると、掃除は急に軽くなります。
普段は汚れを貯めないように短時間のお掃除でも充分。定期掃除はたまにでも大丈夫です。

掃除は、やみくもに動いても効率が上がりません。実はプロの現場でも、必ず守られている“基本ルール”があります。
難しい技術は必要ありませんが、このルールを知っているかどうかで、掃除のラクさは段違いになります。
ここでは、新成人(家事初心者)の方が最初に身につけておきたい掃除の土台となる考え方をご紹介します。
掃除の基本は、上から下へ。奥から手前へ。これだけで無駄が激減します。例えば、部屋の床を先に掃除機がけして、あとから棚のホコリを払うと、ホコリが床に落ちて「また床……」となりますよね。最初に棚やテーブルの上を拭き、最後に床を仕上げれば一度で済みます。
また、部屋の奥から手前に進めば、きれいになった場所を踏まずに出られます。当たり前のことのように思いますが、以外と守られていないことも多いんです。
掃除は“きれいにする技術”というより、“二度手間を減らす段取り”です。まずはこの順番だけ守ってください。
家事初心者がやりがちなのが、洗剤の買いすぎです。「キッチン用」「油汚れ用」「水垢用」「カビ用」「鏡用」…と増えるほど、管理が面倒になり、どれを使えばいいか迷って結局やらなくなります。
まずは最低限で十分です。目安はこのあたり。
ポイントは「汚れに合わせて使う」こと。
洗剤を増やすより、使う頻度が高いものを“すぐ取れる場所”に置く方が、掃除は続きます。
汚れは時間とともに固まります。
油は酸化し、石けんカスは固着し、水垢は層になり、カルキはうろこ状に固くなります。つまり、放置するほど落ちにくくなる。反対に、軽いうちなら水拭きだけで落ちることも多いです。
「汚れたらすぐ拭く」は最強の時短。例えば、キッチンのコンロ周りは、料理後にキッチンペーパーでサッと拭くだけで、ベタベタが育ちません。お風呂は出た後にシャワーで壁を流すだけでも、カビの発生率が下がります。浴室の鏡もスクイージー(ゴム製のブレード→100均でも販売されています)で水気を拭っておけばうろこ状になりづらい。
たった1分程度の積み重ねが、未来の自分を助けます。
後で楽をするために、今の時間をほんのちょっと投資する感覚です。これは確実に効いてくるので本当にオススメです。

家の中にはさまざまな場所がありますが、すべてを同じ力加減で掃除する必要はありません。場所ごとに汚れの性質やポイントを知っておくことで、無駄な労力を減らすことができます。
本項では、キッチン・水回り・リビングなど、生活に直結する場所を中心に、新成人の方が最低限押さえておきたい掃除の基本を解説します。
キッチンの敵は主に「油」「水」「生ゴミ臭」です。油汚れは放置するとベタつきが硬化し、ホコリを吸ってさらに厄介になります。水垢は、乾くと白く残り、見た目の清潔感を下げます。
初心者におすすめのルーティンは、これだけ。
「全部ピカピカにする」ではなく、「汚れの育成を止める」が目的です。
特に生ゴミ臭は、ゴミ受けの放置と排水口のぬめりが原因になりがち。においが気になる前に、ゴミ受けだけは毎日捨てる。これでかなり変わります。
お風呂掃除というと、ゴシゴシ洗いを想像する方が多いのですが、実はカビ対策の本質は「水分管理」です。カビは湿気と汚れ(エサ)があると増えます。だからこそ、入浴後のひと手間が効果大。
おすすめはこの3つ。
洗面所は、水滴が飛びやすい場所です。蛇口の根元やボウルの縁は、水垢が目立ちやすいので、歯磨き後に1回拭くだけでOK。毎回ゴシゴシは不要。続くレベルに負担を落としてあげましょう。
トイレは「家の清潔感」を象徴しやすい場所です。来客があると特に気になりますよね。特に新成人の方が一人暮らしを始めると、人を呼ぶ機会は多いものですので。
とはいえ、難しいことは不要です。
初心者向けの分け方はこうです。
においの原因は、尿の飛び散りが乾いて残ること。
便器の外側・床・壁の下部に付着しがちなので、床の手前を拭くだけでも効果があります。トイレ掃除は、気合より“頻度”です。
トイレは放っておくと本当に汚れが落ちづらいので、これらのルールを徹底すると本当に後が楽です。
リビングは生活の中心。散らかるのは当然です。だからこそ、掃除の前に「散らからない仕組み」を作るとラクになります。
まず守りたいのは「床に物を置かない」こと。床に物があると、掃除機がけが面倒になり、ホコリが溜まりやすくなります。床を空けるだけで、掃除は一気に短縮できます。
次に「仮置き場」を作る。郵便物、カバン、充電ケーブル……散らかりの原因は“置き場不明”です。箱やトレーでいいので、仮置き場を決めると片付けの難易度が下がります。
最後に、収納は増やすより“持ち物を見直す”のが先。物が多いほど管理コストが上がります。掃除がラクな家は、物が少ない家でもあります。

洗濯は毎日のように行う家事ですが、自己流になりやすい分、失敗やストレスも起こりがちです。
成人を迎えた今こそ、「なんとなく洗う」状態から一歩進んで、基本を押さえた洗濯に切り替えてみましょう。衣類を長持ちさせ、清潔感を保つための考え方をここで整理します。
洗濯で一番の失敗は「縮んだ」「色移りした」「型崩れした」。これらは洗濯表示を見れば避けられることが多いです。最初は全部覚えなくてOK。まずは次のポイントだけ意識してみてください。
この3つを確認するだけで、失敗率はぐっと下がります。
特に最近は、衣類乾燥機やコインランドリーを使う人も増えています。乾燥機NGの服をうっかり入れると、取り返しがつかないことも。表示を見るクセは、大人の生活力のひとつです。
「多く入れた方が汚れが落ちる」「柔軟剤をたっぷり入れればいい匂い」……実はこれ、逆効果になることがあります。洗剤や柔軟剤の入れすぎは、すすぎ残しを起こし、衣類に汚れを吸着させやすくします。結果、黒ずみやニオイの原因に。
まずは適量を守る。これだけで洗濯物の状態が安定します。ニオイが気になる場合は、量を増やすより「洗濯槽の汚れ」や「干し方」「洗濯物の詰め込みすぎ」を見直す方が効果的です。
干し方は、乾きやすさとニオイに直結します。ポイントは「風の通り道を作る」こと。詰めて干すと乾くまでに時間がかかり、雑菌が増えやすくなります。
おすすめは以下。
シワが気になる方は、干す前に“パンパンと振る”だけで改善します。手間は数秒。でも積み重なると差が出ます。
夏はどんな干し方でも割と乾いてしまいますが、今のような冬は、干し方ひとつで乾き具合が全く変わってきます。きっちり乾かすと気持ちよさが違いますよ!

掃除が大変だと感じる原因は、汚れそのものよりも「物の多さ」にあることが少なくありません。片付けは掃除の前段階であり、暮らしを整えるための土台です。
本項では、新成人の家事初心者の方でも無理なく取り組める片付けの基本を通して、掃除が自然とラクになる環境づくりを考えていきましょう。
掃除が大変な家の共通点は、だいたい“物が多い”ことです。物が多いと、掃除の前に「どかす」という作業が必要になり、そこで心が折れます。だから掃除をラクにしたいなら、掃除テクニックより先に「物を減らす」が効きます。
いきなり捨てるのが苦手なら、まずは“置きっぱなしの物”を観察してみてください。毎日動かす物なら必要。ずっと同じ場所にある物は、生活に必須ではない可能性があります。そこから少しずつでOKです。
片付かない原因の多くは、収納が悪いのではなく「戻す導線が長い」こと。例えば、爪切りがリビングで必要なのに、寝室の奥にしまっていたら、使った後に戻すのが面倒になります。結果、出しっぱなしに。
収納は“見た目”より“戻しやすさ”優先で決めましょう。使う場所の近くに置く。これだけで、散らかりにくくなります。
成人後は、物が増えます。仕事の道具、趣味、衣類、書類……放っておくと、家が物に占領されていきます。だからこそ、半年〜1年に一度の見直しがおすすめ。
見直しのコツは「捨てる」より「使っているか」で判断すること。使っていない物は、置いておくだけでスペースと気力を消耗します。手放すのが苦手なら、まずは“箱にまとめて別の場所へ”でもOK。視界から消えるだけで暮らしが軽くなります。

家事が得意な人と苦手な人の差は、能力ではありません。違いは「続け方」を知っているかどうか。
ここでは、家事が苦手でも無理なく生活を回している人たちが実践している工夫を紹介します。全部を真似する必要はありませんが、取り入れやすいものを見つけてみてください。
大人になると「自分のことは自分で」という意識が強くなります。でも、全部を一人で抱える必要はありません。家電に頼る、便利グッズに頼る、サービスに頼る。これは甘えではなく、リソース配分です。
例えば、ロボット掃除機が合う人もいますし、週1の家事代行サービスでリセットする人もいます。家事が原因で心身が削られるくらいなら、外部の力を借りた方が、結果的に生活が整います。
何かに頼ることは、生活を守る戦略です。
家事代行サービスは怠けでも甘えでもありません。弊社家事代行サービスも是非ご検討ください。
家事(掃除)を「やらなきゃ」と思い出してやるのは疲れます。続く人は、生活リズムの中に組み込んでいます。
こうした“ついで”を作ると、家事は習慣になります。
また、週末にまとめてやるなら「土曜の午前はリセットタイム」など、曜日で固定するのもおすすめ。
考える負担が減ると、続けやすくなります。
呼吸をするように家事をこなしていくのが理想。呼吸が苦になる人はいないのと同様、そうなれば家事も苦にならないことを意味するからです。

成人になると、責任や選択肢が増える一方で、自分自身をケアする力も求められます。家事は単なる作業ではなく、日々の生活を安定させ、自分を守るための力です。
本項では、家事が持つ意味を少し視点を変えて考えてみましょう。
部屋が整うと、思考が整います。逆に散らかった部屋は、無意識に脳のリソースを奪います。探し物が増える、落ち着かない、休めない……小さなストレスが積み上がり、疲れやすくなることも。
掃除は、気分転換にもなります。5分だけ床を片付ける、机の上を拭く。それだけで「やれた」という感覚が残り、自己肯定感につながります。家事は、心と体のメンテナンスでもあるんです。
一人暮らし、同棲、結婚、転職、引っ越し……人生の節目で必要になるのは、暮らしを整える力です。家事ができると、どんな環境でも自分を立て直せます。
大事なのは、特別なことができることではなく「基本が回ること」。洗濯が回る、キッチンがベタつかない、トイレが清潔、床に物がない。これだけで、生活の安心感は段違いです。
自分で家事・掃除が出来る。それは生きていく上で大きな自信です。
家事や掃除は、最初から完璧にできる必要はありません。むしろ大切なのは、「続けられる形」を知っていることです。仕組みで回すこと、60〜70点で良しとすること、日常の掃除と定期的な掃除を分けて考えること。この基本を押さえるだけで、暮らしの負担は大きく減ります。
成人を迎えた今は、これから先の生活を整えるための準備期間でもあります。今日すべてを変える必要はありません。洗面台を拭く、床に物を置かない、ゴミ受けを捨てる。そんな小さな行動を一つ決めるだけで十分です。
そして、どうしても回らないときは、家電や家事代行サービスなど外部の力を借りることも立派な選択です。自分の生活を守るために、頼れるものを知っておくことも大人の知恵。
無理をせず、自分のペースで。家事と上手に付き合いながら、これからの毎日を心地よく整えていってください。
東京、神奈川の家事代行・料理代行サービスなら、アールメイドにお任せください!