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みなさん、こんにちは。家事代行サービスのライター、Nozomiです。
いよいよ7月に入り、気温も湿度もぐんぐん上がってきましたね。
冷たいアイスやスイカ、キンキンに冷えたドリンク……夏のひんやりスイーツや飲み物は、毎日の楽しみでもあります。
でも、そんな「冷たい美味しさ」を支える冷蔵庫・冷凍庫ですが、「しばらく掃除していない……」なんてことはありませんか?
夏は食材が傷みやすいだけでなく、霜や結露、菌の繁殖など、トラブルも起こりやすい時期。
庫内の整理整頓や清掃を怠ると、せっかくのスイーツも美味しさが半減してしまいますし、何より健康被害が心配です。
この記事では、本格的な夏前に徹底的に冷蔵庫・冷凍庫をきれいにするコツ、整理整頓するコツを、プロ目線でわかりやすくご紹介します。
ちょっとした準備や手順を知るだけで、面倒に感じるお掃除がずっとラクに、スムーズに進みますよ。ぜひ一緒に、スッキリ快適な庫内を手に入れて、夏を美味しく安心に楽しみましょう!
夏は冷蔵庫や冷凍庫を使う機会が増える季節です。
冷たい飲み物やスイーツ、食材の買い置きなどで庫内がいっぱいになり、開け閉めの回数も自然と増えていきます。
でも実は、この「夏ならではの使い方」がトラブルを招く原因になりがちです。
高温多湿の環境では菌やカビが一気に繁殖しやすく、霜や結露もたまりやすくなります。それだけでなく、冷気の循環が滞って冷えが甘くなったり、電気代が上がったりすることも…。
まずは夏に特に気をつけたい冷蔵庫・冷凍庫の代表的な汚れやトラブルについて解説します。
7月から8月にかけての日本は、気温30℃を超える真夏日も珍しくなく、日によっては湿度も高いのが特徴です。
「冷蔵庫の中は冷えているから安心」と思いがちですが、実は開閉のたびに外気が入り、温度が上昇します。特に冷蔵庫ドアポケットや手前の棚は温度が上がりやすく、時に庫内の平均温度が5〜10℃程度になることも。
この温度帯は菌にとって非常に居心地が良く、サルモネラ菌や黄色ブドウ球菌などの食中毒菌が繁殖しやすい環境です。
例えばドアポケットに卵を置いていたり、調理後すぐに冷ましていないおかずを入れていたりすると、短時間で菌が増殖する恐れがあります。
冷蔵庫の掃除をしないまま夏を迎えると、見えない菌やカビが食品に付着してしまうリスクが高まります。家族の健康を守るためにも、「夏が来る前の掃除と整理整頓」がとても重要なのです。
冷蔵庫は湿度がこもりやすい場所です。特に夏はドアを開閉する回数が増え、結果的に庫内の結露が発生しやすくなります。
「なんだか棚がべたべたする」「トレーの角に水が溜まっている」…そんな状態になっていませんか?
結露や水滴は、カビや雑菌の温床になります。冷蔵庫内のわずかな食品カスや液だれが混じると、どんどん繁殖が進んでイヤなニオイの原因に。
冷凍庫の場合も、霜がどんどん積もると、庫内の冷気が循環しにくくなります。
「氷が臭う」「冷凍庫のドアが閉まりにくい」という不快感だけでなく、食材の保存状態にも影響します。
こうした霜や結露は一度できると簡単には消えません。
夏前のタイミングで一度しっかり取り除いておくと、清潔で心地よい庫内をキープしやすくなりますよ。
霜が分厚く付着したり、棚に汚れが溜まっていたりすると、冷蔵庫の冷却効率は落ちます。
また、食材を詰め込みすぎていると冷気が循環しづらくなり、庫内を冷やすためにコンプレッサーが稼働し続けることに。
結果として、
といった問題が連鎖的に発生してしまいかねません。
特に最近は電気代の高騰も気になるところですよね。
庫内を整理整頓し、霜や汚れを取って冷気がしっかり行き渡る状態にすることで、節電にもつながります。
お財布にも優しい冷蔵庫掃除、この夏ぜひ習慣にしたいポイントです。
「よし、掃除しよう!」と思っても、何も準備をせずにいきなり冷蔵庫の電源を切ったり中身を出し始めると、想像以上に大変なことになります。
特に夏場は食材が大変傷みやすいので、事前準備がとても重要です。ここでは、冷蔵庫・冷凍庫掃除をスムーズに進めるための段取りを解説します。
まず、冷蔵庫や冷凍庫の中に入っている食品をすべて取り出さなければいけません。
このとき最も大切なのが食材の保管温度をできるだけキープすることです。
そのため、あらかじめクーラーボックスや保冷バッグを用意しておくことをおすすめします。大きめの保冷剤をたっぷり入れて、できるだけ庫内と同じ温度を保つようにしましょう。
中身を出す前に、保冷バッグを並べて「どこに何を入れるか」をざっくり決めておくと作業が早く進みます。
また、このタイミングで消費期限が切れた調味料や古くなった食材をチェックし、処分するかどうか判断しましょう。
使わないものを整理するだけでも、掃除後の収納がぐっとスッキリしますよ。
クーラーボックスや保冷バッグが無い場合は、エアコンをガンガンかけて室温を下げておくとベターです。
冷蔵庫の掃除では、必ず電源を切ってから作業するのが基本です。
コンセントを抜くことで、安全性が確保されるだけでなく、霜取りもしやすくなります。
ただし、注意点があります。
庫内の温度が上がる時間も計算に入れ、できるだけ短時間で掃除を終える段取りを立てることが大事です。
冷凍庫の霜取りをする場合、電源を切った後しばらく放置しておくことで、霜が緩んで除去しやすくなります。
その間に外せる棚やトレーを外し、洗浄する作業を進めておくと効率的です。
冷蔵庫掃除は、シンプルに見えて意外と道具が必要です。
事前に必要なものを一式そろえておくと、途中で探し回らずに済みます。
以下のようなお掃除グッズを参考にしてください。
これらを一か所にまとめて作業を始めると、掃除がとてもスムーズです。
掃除道具が整い、食材も保冷バッグに移したら、いよいよ本格的に庫内の清掃に取り掛かります。
準備が整ったら、いよいよ冷蔵庫本体の掃除を始めます。
掃除の基本は「外せるものは全部外して洗う」「庫内はしっかり拭き上げる」「除菌で仕上げる」の3ステップです。
1つずつ丁寧に進めていきましょう。
冷蔵庫の棚や野菜室のケース、ドアポケットなどはすべて外しましょう。
プラスチック製のパーツは、外して丸洗いできると汚れ落ちが段違いです。
このとき、ゴムパッキンの溝や角に汚れが溜まっていることが多いので、歯ブラシや綿棒を使って念入りに掃除します。
また、野菜室やチルド室は野菜くずや液だれが多いゾーンです。
「なんとなく拭いただけ」で済ませず、しっかり洗い流すのがポイントです。
外した棚やポケットを洗っている間に、庫内の清掃を進めます。
まずは目立つ汚れをキッチンペーパーやふきんで取り除きましょう。
次に、重曹水をスプレーして庫内を拭き上げます。
重曹は食品にも使える安心成分なので、冷蔵庫掃除に最適です。
こびりついた汚れやヌメリがスルッと落ちます。
汚れがひどい箇所は数分置いてから拭き取ると、さらに効果的です。
最後に乾いた布でしっかり水気を拭き取ってください。
掃除の途中で、再度汚れが気になったら新しい布に交換するなど清潔を保ちましょう。
汚れを落としたら、仕上げにアルコールスプレーで除菌します。
除菌することで菌の繁殖を防ぎ、清潔な状態を長く保てます。
また、嫌なニオイがこもるのを防ぐために、消臭アイテムを設置するのがおすすめです。
例えば…
これらは手軽にできてコストもあまりかかりません。
効果が切れる前に定期的に交換することも忘れずに。
冷蔵庫全体をピカピカにしたあとは、ドアや外側も乾いた布で拭き、指紋やホコリを取って仕上げましょう。
「ここまできれいにしたら、もう一度汚したくない!」という気持ちがわいてくるはずです。
アルコールスプレーも度数によって効果が異なります。高濃度のアルコール度数の方が除菌効果は高いですが、跡に残ることもあるので気をつけて使いましょう。
冷蔵庫の掃除が終わったら、次は冷凍庫に取りかかりましょう。
冷凍庫は霜がつきやすく、気づかないうちに厚く積もっていることも少なくありません。
霜が多いと冷却効率が下がり、庫内温度も安定しません。冷凍焼けの原因や食品の風味劣化にもつながるため、夏前の徹底掃除はとても大切です。
霜を取るときは、無理に力を入れて削ると庫内を傷つけてしまいます。
安全かつ効率的に霜を落とすには、以下の方法を試してください。
やってはいけないのは、
これらは庫内の損傷や変形の原因になるため、絶対に避けてください。
霜が取れたら、冷凍庫も汚れをしっかり拭き取ります。
見た目はきれいに見えても、液だれや調味料の付着が残っていることがよくあります。
製氷機がついている場合は、製氷皿や貯氷ケースも外して洗いましょう。
水垢やカビが発生していることもあるので、念入りに洗浄・乾燥するのがポイントです。
掃除が終わったら、庫内をしっかり乾かしてから電源を入れてください。
冷凍庫は詰め込みすぎると、どこに何が入っているか分かりづらくなります。
掃除のタイミングで中身を整理し、使いやすい収納に整頓しましょう。
ポイントは次の3つです。
夏場は買い置きが増えがちなので、整理整頓を習慣にしておくと「食材をダメにしてしまった…」というロスも減ります。
冷凍庫のスペースが整うと、見た目も気分もスッキリしますよ。
食材をダメにするととても残念な気持ちになりますので、整理整頓で対策しましょう!
掃除を終えたピカピカの冷蔵庫・冷凍庫は、しっかり整理整頓(収納)をしてこそ清潔をキープできます。
庫内を効率よく使いながら、食材の鮮度を保つためのコツを押さえましょう。
掃除後に庫内を整える際は、「冷気の通り道をふさがない」ことがとても大切です。
冷蔵庫は奥から冷気が循環する仕組みになっているため、詰め込みすぎると温度が均一に保てません。結果として、手前の食材がぬるくなり、傷みやすくなってしまいます。
整理整頓(収納)のポイントは以下の通りです。
このルールを習慣にするだけで、冷蔵庫の清潔さが長続きします。
夏はアイス、ゼリー、スイカなどひんやりスイーツの出番が増えます。
こうした食品は、保存温度や置き場所によって味わいや日持ちが変わります。
また、冷たい飲み物をまとめて冷やす場合は、庫内のスペースを事前に確保しておくと無理なく収納できます。
「入らないから一旦出す→また詰める」という繰り返しを防げるので、庫内の温度も安定します。
せっかく整えた冷蔵庫・冷凍庫をきれいなまま保つには、習慣化がカギです。
大掃除をしなくても済むように、定期的なプチ掃除を取り入れましょう。
おすすめは「週に1回・5分だけチェックする」ルールです。
このサイクルを続けていくと、「気づいたらニオイが…」「霜がガチガチに…」といったトラブルを防げます。
また、100円ショップなどで買える仕切りケースや収納ボックスを活用するのも効果的です。見た目が整うだけでなく、食材の把握がしやすくなります。
日頃の小さな心がけが、快適な冷蔵庫ライフを支えます。
ここまでお読みいただいた方の中には、「掃除や整理整頓をしたいけど、時間が取れない…」と感じる方もいると思います。共働きや育児、介護などで毎日が慌ただしいと、冷蔵庫掃除はつい後回しになりがちですよね。
そんなときは、家事代行サービスを上手に活用するのも一つの方法です。プロの手を借りることで、安心・安全・スピーディに冷蔵庫をリフレッシュできます。
「家事代行って何をどこまでお願いできるの?」と疑問を持つ方も多いかもしれません。
実は多くの家事代行サービスでは、冷蔵庫や冷凍庫のお掃除に対応しています。
サービス内容の一例をご紹介します。
「気がついたら半年以上掃除していない…」「時間がなくてとにかくきれいにしたい!」という方にとても好評です。
サービスによっては、冷蔵庫以外のキッチン周辺の清掃も一括でお願いできます。まとめて頼むことで、さらに時間を有効活用できますよ。
定期的な家事代行サービスのご利用は、弊社サービスも是非ご検討ください。
ハウスクリーニング業者も、冷蔵庫お掃除に対応しているケースもあります。単発の場合はそちらをご検討してもよいかもしれませんね。
プロに掃除を頼むメリットは、ただ「きれいになる」だけではありません。
「冷蔵庫掃除は重要だと分かっているけど、手が回らない」という方ほど、家事代行サービスの利用価値は高いといえます。
特にこんな方に、冷蔵庫クリーニングのプロ活用をおすすめします。
一度プロにお願いすると、「想像以上にスッキリした!」と達成感を味わえます。そして、そのきれいな状態をできるだけ長く保ちたい気持ちが芽生えるはずです。
「プロに頼むのは贅沢では?」と感じるかもしれませんが、家族の健康・時間・心の余裕を守るための自己投資と考えると、とても有意義な選択です。
いかがでしたか?
冷蔵庫・冷凍庫の掃除は「大仕事」に感じがちですが、一つ一つのステップは意外とシンプルです。
このタイミングでしっかりリセットしておくと、これからの暑い季節も安心です。冷たいスイーツや飲み物を気持ちよく楽しめて、家族の健康も守れます。
私自身も、子どもたちが夏休みに入る前に冷蔵庫・冷凍庫を丸ごときれいにし、整理整頓するのが毎年の恒例行事です。
「よし、整った!」という達成感は、夏の家事を頑張る自信につながりますよ。
もし「どうしても時間がない」「プロの手でピカピカにしてほしい」というときは、家事代行サービスをぜひ検討してみてくださいね。
この夏も、きれいな冷蔵庫とともに、爽やかで快適な毎日を過ごせますように…✨
東京、神奈川、埼玉の家事代行・料理代行サービスなら、アールメイドにお任せください!