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ジメジメ・ムシムシ…日本の6月といえば、そう「梅雨」ですね。気温も湿度もぐんと上がって、おうちのあちこちでカビや臭いが気になり始める季節。私の家でも、そろそろ浴室の天井チェックが欠かせない時期です。
カビ対策って、一度生えてしまうと掃除が大変。でも、実は“ちょっとした工夫”や“便利グッズ”を使えば、カビを「生やさない」工夫ができるんです!特に共働き家庭や子育て中のご家庭には、手間を減らすアイテムが強い味方になりますよ♪
今回は、家事代行のプロである私が、実際に使って効果を実感したカビ対策グッズを厳選してご紹介します。使い方のコツや、おすすめのシーンも交えて、楽しく・役立つ内容をお届けしますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね✨
実はカビ対策は「カビが見えてから」ではちょっと遅いんです。
梅雨入り前の今こそが、カビや湿気トラブルを未然に防ぐベストタイミング!私たち家事代行の現場でも、5月下旬〜6月上旬は“カビ予防”の依頼が急増する季節でもあります。
ここでは、まずカビが発生するメカニズムや、基本の対策方法、そして特に注意が必要な場所について詳しく解説していきます。ちょっとした知識と工夫が、家事の手間も気持ちのゆとりも大きく変えてくれますよ♪
カビが生える原因は、ズバリ「湿度・温度・栄養分」の3つが揃うこと。
この3条件が整った場所では、目に見えないカビの胞子がぐんぐん成長して、あっという間に黒い斑点を作り出してしまいます。
つまり、梅雨〜夏の時期は「カビが最も元気になる季節」なんです。
しかもカビの胞子は目に見えない状態で常に空気中を舞っているので、湿気や汚れがあるとすぐに定着してしまいます。
では、カビの発生を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?
カビ対策の基本はこの3ステップです。
とくに「湿気のこもりやすい場所」を把握して、そこを重点的にケアすることが大切です。
また、湿気は家の中に“こっそり溜まる”ので、目に見えない場所も注意が必要です。
このあとご紹介するグッズも、まさにこの3つの視点に基づいたものばかり。どれも私自身が経験して「使える!」と思ったものを厳選しています。
湿気と汚れが溜まりやすく、カビの温床になりやすい代表的な5か所をチェックしてみましょう。
これらの場所は、湿気がこもりやすいエリア。特にお風呂場は、私たち家事代行でも「カビが多い現場」としてよくご相談いただく場所です。
次章からは、こうした場所別に効果を発揮する便利アイテムをご紹介していきますので、もう少しおまちください。
「湿気が多いと家事がしづらい」と感じたことはありませんか?実は湿気やカビは、日々の掃除や洗濯、片付けの効率をじわじわと低下させてしまいます。
たとえば、洗濯物がなかなか乾かず、生乾き臭が部屋中にこもる。時には臭くて洗い直しなんてことも。掃除をしてもすぐホコリが湿ってカビのもとになる。食品が湿気てダメになってしまう。こうしたことが続くと、気づかないうちに時間もかかり、家事・掃除のモチベーションも下がってしまいますよね。
さらに湿気は、家具や家電にダメージを与えることもあります。木製の家具が反ったり、家電に湿気が入り込んで故障したり…。カーテンや壁紙にうっすらカビが浮き出るようなことも。いちいち掃除するので効率が悪いです。
そして何より、「家のにおい」。湿気とカビが混じると、なんとも言えないこもった空気が広がってしまい、来客時に気になる…なんてことも。
だからこそ、便利グッズを活用して“湿気をためない環境”を整えておくことが、結果的に家事効率や掃除のしやすさをぐんと上げるコツなんです。
お待たせしました。そんな「家事ラクを叶える」カビ・湿気対策アイテムをたっぷりご紹介していきます!
まずは、家の中で最も湿気がこもりやすく、カビの温床になりやすい「お風呂・洗面所」から。湿度×水分×気温=カビの三拍子が揃ってしまう場所だからこそ、アイテムの力を借りてラクして快適にしていきましょう☀️
お風呂のカビ予防といえば、まずはこの燻煙剤。スイッチを入れてしばらく待つだけで、浴室全体に有効成分が行き渡り、目に見えない天井のカビ胞子まで徹底的にブロックします。
防カビ燻煙剤は「すでにカビが生えたあと」ではなく、「カビが生える前」の使用が効果的。梅雨入り前や季節の変わり目など、定期的に使用することでカビが発生しにくい環境がキープできます。
また、浴室だけでなく洗面所やトイレなどにも使えるタイプもあるので、まとめて使用するのがおすすめ。我が家でも3ヶ月に1度、家族のいない休日に一斉燻煙しています♪
※ペットや赤ちゃん・小さなお子様がいる家では細心の注意を払ってご利用ください。
「水滴はカビのごちそう」と言われるほど、水気を放置するとカビの繁殖が早まります。そこで活躍するのが浴室スクイージー。T字型のワイパーのようなものです。
お風呂上がりにササッと壁や鏡の水滴を取るだけで、カビの発生リスクが激減します。また、ミネラル成分等が固まってできる俗に言う「ウロコ」の防止にも繋がりますね。
子どもでも扱いやすい軽量タイプや、吸盤付きで収納しやすいものなど、バリエーションも豊富です。お気に入りのデザインなら、習慣化も楽しくなりますよ♪
私の家では、夫や子供に使用後のスクイージー習慣を伝授済です(笑)。
ドアの下やパッキンのすき間にカビが溜まりやすいのはご存じだと思います。カビ防止マスキングテープを貼るだけでカビ予防にひと役買います♪
浴室にカテゴライズしましたが、キッチンに使っても良いですね。
毎日使うキッチンは、意外と湿気とカビの温床になりやすい場所です。シンク下の収納や排水まわりには湿気がこもりやすく、食材のにおいや油汚れが重なることで、においの元が発生しやすくなります。
さらに、調味料棚や冷蔵庫の奥など、気づかないうちに湿気が溜まってしまうポイントも。食材や器具を清潔に保ちつつ、カビの発生も防ぎたい——そんな願いを叶えるのが、ここでご紹介する便利グッズたちです。
キッチンのシンク下やストック棚って、意外と湿気がこもるんです。調理中に使ったお湯の蒸気や、シンクからの微妙な水漏れなどが原因で、気づかないうちに湿度が高くなってしまいます。
そんな場所にぴったりなのが「吊り下げタイプの除湿剤」。フックや棚にひっかけるだけなので設置も簡単で、場所も取りません。しかも、袋の中に水分が溜まっていく様子が目で見えるタイプなら、「除湿できてる!」という実感もわきやすいんです。
除湿剤の使用目安は1〜2ヶ月。とはいえ、梅雨時や夏場はもっと早く水が溜まることもあるので、定期的にチェックするのがおすすめです。交換タイミングを忘れないように、スマホのリマインダーを使ったり、カレンダーに書き込んだりすると安心ですよ。
また、最近では消臭成分や防カビ成分が配合されたものも登場していて、「におい対策」も同時にできる優れもの。シンク下のニオイに悩んでいる方にもぜひ試してみていただきたいアイテムです!
キッチンで意外と活躍するのが、珪藻土アイテム。特に、調味料の瓶の下やキッチンタオル置き、コップ置き場に敷いておくと、水分を吸い取ってくれてカビやヌメリの予防になります。
珪藻土は、吸湿性・速乾性に優れていて、洗って乾かせば何度でも繰り返し使えるのが魅力。コースタータイプや板状タイプなど形もいろいろあり、置きたい場所や使い方に合わせて選べます。
最近では、デザイン性の高いカラフルなものや、動物のシルエット型・お花モチーフのものなど、見ているだけで楽しい商品も増えています。機能性とインテリア性のどちらも叶えたい方にぴったりですね♪
また、まな板スタンドや洗剤ボトルの下など、水がたまりがちなところに敷いておくと、掃除の頻度も減って家事がとってもラクに。小さな工夫で、キッチンがいつでも快適に保てますよ。
キッチンまわりの除菌や消臭には、やはり「即効性」と「安心感」の両立が大切です。そんなときに活躍するのが、食品にも使える成分で作られたアルコール製剤タイプのスプレー。食器や調理台、冷蔵庫の中、まな板など、毎日使う場所にも気兼ねなく使えるのが魅力です。
アルコールスプレーは、スプレーしてサッと拭くだけで99%以上の除菌効果を発揮し、カビの原因となる菌の繁殖を防いでくれます。さらに、揮発性が高いためベタつかず、乾拭き不要なものが多いのも嬉しいポイント。
私のおすすめは、食品添加物にも使われる「発酵アルコール」が主成分のタイプ。きちんとアルコールが揮発すれば、食品添加物なので万一口に入っても安心です。冷蔵庫内や電子レンジの庫内、包丁・まな板など、調理に直結する場所でも安心して使えます。
においが少なく無香料のものもあれば、柑橘系やハーブ系の香りがほんのりついたリフレッシュタイプも。自分の好みに合わせて選ぶことで、除菌作業そのものが“ちょっと楽しい時間”になりますよ。
私はドーバー・パストリーゼを使ってます。ボトルもおしゃれでお勧め♪
一見、湿気とは無縁に思えるリビングや寝室、押し入れにも、実はカビのリスクが潜んでいます。特に寝室は人の汗や呼気で湿度が上がりがちで、布団やカーテン、クッションなど布製品が多い分、湿気をためこみやすいんです。
また、クローゼットや押し入れのように閉め切られた空間では、空気の流れが悪くなり、湿気が逃げずにこもってしまいます。ここでは、見えにくい湿気の存在をコントロールし、快適な空間を保つためのグッズをご紹介します。
梅雨どきの寝室、じめじめして寝苦しい…というお悩みには小型除湿機が救世主。とくに布団や枕、カーテンなど布製品が多い寝室では、湿気がこもりやすくダニやカビの温床になってしまうことも。
小型除湿機はコンパクトで場所を取らず、最近ではインテリアに馴染むおしゃれなデザインも増えてきています。音が静かで寝室でも気にならずに使え、エコタイプなら電気代も月に数十円程度で済むのが嬉しいところ。
我が家では寝室に1台、子ども部屋にも1台設置していますが、朝起きたときの空気のスッキリ感がまるで違います。湿気が減ると、布団がふっくら軽くなったように感じるのも嬉しい変化です。
湿気取りアイテムの中でも、頼れる“置き型の味方”としてぜひ検討してみてください。
最近ではUSB電源タイプのコンパクト除湿機も増えていて、書斎やトイレにも設置できるのが嬉しいところ。
クローゼット用吊り下げ除湿シートは、防虫効果付きのタイプを選べば、一石二鳥!ハンガーの隅にこっそり忍ばせておくのが私流です♪
クローゼットにこもった湿気は衣類の黄ばみやニオイの原因にも。ぜひ見えないところにも気を配ってくださいね。
こちらのメインは結露が発生する冬なのですが、せっかくなのでついでにご紹介。窓まわりの結露を吸い取ってくれるテープです。毎朝タオルで拭く手間から解放されます。貼っても目立たないデザインも増えてきました。
ついでに、カーテンをこまめに開けて風通しを良くすることも大切です!
梅雨時の悩みといえば、やっぱり「洗濯物が乾かない!」問題。外に干せない日が続くと、どうしても部屋干しが増えてしまいますよね。でも、しっかり乾かなかった洗濯物は、生乾き臭や雑菌の温床に……家のカビ増にも影響します。
ここでは部屋干しをストレスなく乗り切るための便利グッズをご紹介します。干し方の工夫や、乾燥をサポートしてくれるアイテムをうまく取り入れることで、洗濯の悩みもぐっと軽くなりますよ♪
生乾きのニオイ…一度つくと落ちにくい!専用洗剤なら菌の発生を抑えてしっかり消臭。特に子どもの体操服や制服に重宝してます。
香り付きタイプや無香料タイプなど、家族の好みに合わせて選ぶのも楽しみの一つです♪
洗濯物を干す向きや高さ、風の当て方ひとつで乾き方がまるで違うんです!首振り付きのサーキュレーターが特におすすめ◎
壁に向けて斜めに送風することで、室内全体の湿度をバランスよく下げることができます。換気もできるのでカビ対策にもGoodです。
上段と下段で段差がつくタイプや、360度回転するものなど、工夫されたハンガーは干す効率が段違い!我が家では夫が感動してました(笑)
ちょっとしたアイテムの違いで、乾くスピードもぐっと変わるんですよ♪早く乾けば、カビ対策の観点からも良いですね。
雨の季節がやってくると、家の中の空気までジメジメと重く感じてしまいます。でも、そんな梅雨を少しでも快適に乗り切るためには、“早めの準備”がカギ。
今回ご紹介したように、湿気やカビをためない工夫は、ちょっとした便利グッズの力を借りるだけでぐっとラクになります。しかも、掃除や洗濯といった毎日の家事の効率もアップ!気持ちよく暮らせるだけでなく、家族の健康を守ることにもつながります。
「これなら自分でもできそう」と思えることから、まずは一つ取り入れてみてください。毎日使う場所にこそ、カビ・湿気対策を。家の中がカラッと気持ちよくなると、不思議と心まで晴れやかになりますよ。
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