COLUMN BLOG コラムブログ
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家事代行サービスのライター、Nozomiです。
10月に入って、朝晩の空気がぐっと冷たくなってきましたね。
日中はまだ日差しがぽかぽかしていても、夜には思わず長袖を羽織るようになりました。
そんな秋の気配を感じるこの時期、恋しくなるのが“お布団”です。
あのふわっとしたぬくもりに包まれる瞬間、つい「あと5分……」と言いたくなってしまうのは私だけではないはず(笑)
さて、そんなお布団のありがたみを改めて感じる10月10日は、実は「布団の日」です。
「2つの(ふ)」「10(とん)」という語呂合わせから生まれた記念日ですが、
実はこの日、季節の変わり目に寝具を見直す大切さを呼びかける意味もあるんです。
夏にたっぷり吸い込んだ汗や湿気を放置したままでは、
せっかくの秋の夜長も台無しに。
眠りの質が下がり、朝起きてもスッキリしない……なんてこともありますね。
そこで今回は、「布団の日」をきっかけに、
寝具のケア・お掃除方法から寝室全体のリフレッシュ、
そして家事代行サービスを上手に活用した“快眠環境づくり”まで、
まるっとご紹介していきます。
「布団の日」と聞いても、それは初耳!という方も多いのではないでしょうか?
でも実は、夏の疲れを癒して冬に備えるこの季節にぴったりな日なんです。
「布団の日」は、日本寝具寝装品協会(JBA)によって制定された記念日です。
語呂合わせの「2つの(ふ)」「10(とん)」というユーモラスな響きの中には、
「“布団を清潔に保ち、気持ちよく眠る習慣を広めたい”」という想いが込められています。
日本の夏は湿気が多く、布団の中は汗や皮脂でいっぱい。
それをそのまま秋・冬に使い続けると、ダニやカビが発生してしまうこともあります。
10月10日というタイミングは、気温が下がり始め、
“布団を干す・洗う・替える”等のお掃除・メンテナンス作業をしやすいベストシーズン。
つまり、「布団の日」は冬支度のスタートラインなんです。
実はこの「布団の日」は、2月10日にもあるんです。
こちらも「2(ふ)」「10(とん)」の語呂合わせから生まれた記念日で、
寒さが厳しい冬の時期に“布団の大切さを再認識しよう”という目的で制定されました。
記念日が2つあるというのはちょっと面白いですよね。
ですので、2月10日は「冬の布団をいたわる日」、
そして10月10日は「秋から冬へ向けて布団を整える日」と、
季節の前後でそれぞれ役割が違うと考えてみると良いのではないでしょうか。
2月は「温かさを保つケア」、10月は「清潔にして備えるケア」。
年に2回、「布団の日」をきっかけに寝具を見直すことで、1年を通して気持ちよく眠れる環境を保つことができることでしょう。
2月10日の方は、全日本寝装具協会が制定しています。こちらはもともとはふとんをPRする目的のようですが、この際細かいことは置いておきましょう。
布団や寝具を整えることには、想像以上のメリットがあります。
寝具は毎晩使うものだからこそ、“見えない汚れ”をため込みやすいもの。
季節の変わり目にメンテナンスをするだけで、
快眠度がぐんと上がり、健康にも良い影響を与えてくれます。
「ちゃんとシーツを洗ってるし、大丈夫」と思っていても……
実は、夏を越した布団の中は想像以上に汚れているんです。
特に日本の夏は高温多湿。
エアコンをつけて寝ても、体はしっかり汗をかいています。
寝具の中では“湿気・皮脂・ホコリ・雑菌”が複雑にからみ合い、
知らないうちに布団がくたびれていることも多いんですよ。
私たちは一晩にコップ1杯分(約200ml)の汗をかくといわれています。
それが毎晩積み重なると、1か月で約6リットル──つまりペットボトル3本分もの汗が布団に吸い込まれている計算になります。
この汗や皮脂は、シーツを洗っても布団やマットレスの内部にしみこみ、
湿気と混ざって雑菌の温床に。
特に羽毛布団や敷布団の中綿は乾きにくく、
一度湿気を含むとなかなか外に逃がせません。
さらに汗には塩分や脂質が含まれているため、
時間とともに黄ばみ・黒ずみ・臭いの原因に……。
「なんとなく布団が重たい」「寝るとムワッとする」
そんな感覚があるなら、それは汚れや湿気のサインかもしれません。
ダニは温度20〜30℃・湿度60%以上の環境で最も活発になります。
つまり、夏を越した布団はダニにとって理想的な住みか。
しかも布団1枚には、条件がそろうと数万匹ものダニが潜んでいるとも言われています。
(想像するだけでゾッとしますよね……!こんなに潜んでいたら鳥肌ものです。)
布団の中で繁殖したダニやその死骸・フンは、
アレルギー性鼻炎や喘息、アトピーの悪化などの原因にも。
特に小さな子どもや肌が敏感な方がいるご家庭では、
季節ごとの寝具ケア・お掃除は欠かせません。
また、湿気がこもることでカビも発生しやすくなります。
カビの胞子は目に見えなくても、
鼻炎や咳、寝起きの倦怠感など、体にじわじわ影響を与えることも。
カビ臭い=カビが生きている証拠です。
少しでも気になるニオイがしたら、早めのリセット・お掃除が必要です。
寝具に残った汗や皮脂、雑菌は、いや〜なニオイの元。
「寝室に入ると、なんだかこもった臭いがする」……寝室のあるあるですよね。
そんなときは、まさに布団がSOSを出している状態です。
実は人間の脳は、においにとても敏感。
不快な臭いを感じるだけで交感神経が優位になり、
リラックスできず眠りが浅くなってしまうことが分かっています。
反対に、清潔な寝具とほのかに香る洗いたての香りは、
副交感神経を穏やかにして、心地よい眠りをサポートしてくれます。
「最近寝ても疲れが取れない」「朝起きてスッキリしない」──
そんなときは、寝具のニオイや湿気を見直してみるのもひとつの手。
寝具のリフレッシュは、実は快眠リセットの第一歩なんです。
「うちの布団、大丈夫かな?」と思ったら、次のポイントをチェックしてみましょう。
1つでも当てはまるなら、布団の内部に湿気や雑菌がたまっているサインです。
もしも2つ以上あてはまるならさらに要注意!
この布団の日の時期に一度お掃除・メンテナンスしてリセットすることで、冬を迎える準備を整えてみてはいかがでしょうか。
あてはまる方は要チェックをお勧めします。
寝具は種類によってお手入れ・お掃除方法が異なります。
ここではそれぞれの正しいケアのコツをご紹介します。
秋晴れの日は、まさに布団日和!
干すときのポイントは「時間帯」と「ひと手間」です。
雨の日や曇りの日が続く場合は、布団乾燥機を活用しましょう。
最近は「ダニモード」や「湿気取りモード」が搭載されている機種もあり、
天気に左右されずに布団を清潔に保てます。
枕は直接肌や髪に触れるため、最も汚れやすい寝具のひとつ。
素材ごとに適した方法でお手入れしましょう。
カバーは週1回、できればこまめに洗濯を。
寝汗や皮脂汚れをためないことで、顔まわりの肌トラブル予防にもつながります。
マットレスは布団よりお手入れ・お掃除が難しいですが、放置は禁物。
まずは掃除機で表面をしっかり吸い取り、
縫い目や溝に潜むホコリ・ダニも念入りに除去します。
湿気対策には、
さらに、3〜6か月ごとに上下・表裏を入れ替えることで、
ヘタリを防ぎ、長く快適に使えます。
シーツやカバーは汗・皮脂・フケなどの汚れが最も溜まる場所。
理想は週1回の洗濯です。夏場は週2回でも◎。
秋になるとつい洗濯の頻度が下がりがちですが、
「布団の日」をきっかけに“週1ルール”を再確認してみましょう。
抗菌・防臭タイプの洗剤を使うことで、
湿気の多い季節も清潔をキープできます。
みんな分かってはいることなのですが、言うは易く行うは難しですよね。できる範囲で良いと思います。
寝具を清潔にするだけでなく、秋ならではの気温差や乾燥に対応した環境づくりも大切です。
快眠環境を整え、秋の夜長を気持ちよく過ごしましょう!
秋は日中と夜の温度差が大きく、体温調節が難しい季節。
おすすめは「重ね使い」。
このように調整しやすい組み合わせで、
体温を快適に保ちましょう。
特に冷え性の方は、足元の保温を忘れずに。
湯たんぽや軽い靴下を取り入れると眠りの質がぐっと上がります。
眠りに入る前の時間をより心地よくするために、
香りの力を活用するのもおすすめです。
ラベンダーやカモミール、ベルガモットなどの香りは、
副交感神経を整え、自然な眠気を誘います。
また、リネンやコットンなど肌触りの良い素材を選ぶことで、
“さらり”とした寝心地が続きます。
五感で癒される寝室づくりが、質の高い眠りを支えてくれるのです。
ただし犬・猫等のペットを飼っているご家庭では、動物は香りで健康を害することもあるので気をつけてください。
小学生・中学生くらいの子どもたちは、まさに成長ホルモンが活発に分泌される時期。
このホルモンは眠っている間に多く分泌されるため、「睡眠の質=成長の質」ともいえるほど大切です。
だからこそ、子どもの寝具を清潔に保つことはとても重要。
寝ている間にかいた汗が布団にこもると、雑菌やダニが繁殖しやすくなり、
アレルギーや肌トラブルの原因にもなってしまいます。
おすすめは、「家族で寝具ケアデーを決める」こと。
たとえば毎月10日(布団の日!)を「みんなで寝具を干す日・お掃除する日」にしてしまうんです。
子どもと一緒に布団を運んだり、掃除機で吸ったりすることで、
“おうちを整える楽しさ”や“清潔を保つ習慣”も自然と身につきます。
また、子どもの布団や枕はサイズが小さく軽いので、
秋のからっと晴れた日には積極的にベランダ干しを。
風通しを良くして、しっかり湿気を飛ばしてあげましょう。
「布団を干したついでに、寝室もリフレッシュ・お掃除しちゃおう!」
そう思えるのが、この“布団の日”の良いところ。
ちょっとした工夫で、布団だけでなく、寝室の空気がぐっと変わります。
寝室全体がお掃除を徹底されていると、本当に気持ちが良いですよね!
寝室のカーテンやカーペットは、実は“ホコリと花粉の温床”。
特に秋は花粉やハウスダストが多く、放置するとせっかくの布団がまた汚れてしまいます。
これだけでも、寝室の空気がふんわり軽くなりますよ。
布団をしまう場所も要チェックです。
押し入れやクローゼットは湿気がこもりやすく、カビの発生源になりがち。
もし収納にスペースがあれば、布団はすぐに取り出せるよう「立てて収納」するのも◎。
風通しがよく、湿気もたまりにくくなります。
布団を片づけるときは、「しっかり乾かしてから」が鉄則です。
少しでも湿った状態で収納してしまうと、
次に使うときに“なんだかカビ臭い……”なんてことに。
ですので秋晴れの天気の良い日に干しておくと良さそうですね。
羽毛布団などは湿気に弱いため、
収納前に乾燥機や布団乾燥機で完全に乾かすと安心です。
また、収納袋には防虫・防カビ効果のあるタイプを選ぶと、
次のシーズンまで安心して保管できます。
「やらなきゃとは思うけど、重たい布団を干すのが大変」
「時間がなくて寝具の洗濯まで手が回らない……」
そんなときに頼りになるのが家事代行サービスです。
家事代行サービスは、お布団に限らず、家事のお悩みを解決できる大変便利なサービスです。
家事代行では、シーツ・枕カバーの洗濯や取り付けだけでなく、
布団の天日干し、布団乾燥機の使用、収納サポートまで依頼できます。
最近では、提携している布団クリーニング専門業者に丸洗いを依頼できるプランもあると耳にしたことがあります。
その場合、自宅では難しい大物寝具のケアもプロの手で安心・清潔に。
さらに、天候や時間を気にせず依頼できる点も大きなメリットです。
共働きの家庭や高齢の方にとっては、まさに頼もしい味方ですね。
布団の出し入れやベランダへの持ち運びは、想像以上に重労働。
腰や肩に負担がかかりやすい作業です。
家事代行サービススタッフに任せれば、
力仕事を気にせず安全にお手入れができます。
また、「干したいけど時間がない」「取り込みを忘れて雨に濡らした……」
そんなトラブルも防げるのが嬉しいところ。
プロが天候や時間を見計らって対応してくれるので、
効率的に清潔な寝具を維持できます。
寝具ケアは「一度やって終わり」ではなく、継続がカギ。
たとえばこんな定期利用の仕方もおすすめです。
家事代行サービスは、定期利用と相性が抜群です。これらを家事代行のスケジュールに組みこむことで、
いつの間にか寝室がいつも清潔な状態に。
家族全員の睡眠の質が自然と上がっていくのを実感できるはずです。
忙しい共働き世帯や、掃除が苦手な方、
「気づけば寝具を何か月も洗っていないかも……」という方にもぴったり。
無理なく続けられる“快眠ルーティン”を作るサポートになります。
10月10日の「布団の日」は、秋の始まりにぴったりのリセットチャンス。
夏の汗や湿気をリセットして、
これから訪れる冬に備える最良のタイミングです。
清潔な布団に包まれる心地よさは、心まで温かくしてくれます。
疲れた体を癒やし、次の日の活力を生み出すのは、質のよい睡眠から。
今年の「布団の日」は、ちょっと丁寧に寝具をお手入れして、寝室をお掃除・リフレッシュしてみませんか?
家族みんながぐっすり眠れて、朝から笑顔で過ごせる──
そんな“あったか快眠生活”が、きっとこの秋の毎日をもっと心地よくしてくれるはずです。
🕊️ 家事代行サービスでは、布団干し・シーツ交換・寝室の清掃などもサポート可能。
必要に応じてプロの力を上手に取り入れながら、心も体もすっきり整った季節のスタートを切りましょう。力になってくれるはずです。
東京・神奈川、埼玉(一部)などにお住いの方は、是非弊社アールメイドの家事代行サービスのサービス一覧ページも併せてご覧ください。
東京、神奈川、埼玉の家事代行・料理代行サービスなら、アールメイドにお任せください!