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こんにちは、家事代行サービスのライター、Nozomiです。
連日、猛暑日が続いていますね。外に出るだけで汗が噴き出し、麦茶とアイスが止まらない日々……!皆さん、体調は崩されていませんか?
そんな8月ですが、気温の高さとともにじわじわ気になってくるのが「台風」の存在です。
夏〜初秋はまさに台風シーズン真っ只中。
天気予報で「非常に強い勢力の台風が接近中」と聞くと、ついスーパーマーケットに駆け込んで水やパンを買ってしまう。そしてあたふたと対策をする……なんて方も多いのではないでしょうか。
そんなふうに焦ることなく台風被害を少なくするためには、「日々の備蓄」や、「家の中や周りの片付け・掃除」といった“防災対策”こそ重要なんです。
私の家でも昨年の台風直前、慌ててベランダの排水溝を掃除したのですが、すでに落ち葉が詰まりかけていてギリギリセーフ!もしそのままだったら、あの豪雨で水が逆流していたかも……と冷や汗をかきました。
今回はそんな実体験もふまえて、「台風前にやっておくべき防災対策のチェックリスト」をご紹介します。
忙しい共働き家庭やシニア世帯、一人暮らしの方でも「これだけやっておけばOK!」というポイントをまとめています。ぜひおうちの安全を守る第一歩として、お役立てくださいね。
備蓄に関してはまた別で記事をご紹介していきますので、ご期待ください!
台風への備えと聞くと、まず「備蓄品の購入」や「避難経路の確認」が思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。もちろんそれらも非常に大切ですが、ここではそれら以外の家事の延長線上にある防災対策を考えてみたいと思います。
ここ数年、台風の強さや雨量がこれまでの常識を超えるようになってきましたよね。
気象庁のデータでも、線状降水帯やゲリラ豪雨の発生回数が増えており、「観測史上初」の台風被害も珍しくなくなりました。
そんな中で目立ってきているのが、「備えていなかった家庭」への被害です。
例えば、ベランダに置いたままの傘立てが飛ばされて窓ガラスが割れてしまったり、排水口に溜まったゴミが詰まり雨水が室内に浸水したり、庭に放置していた園芸用品がどこかに飛んでいってしまったりなど(どこかの家に迷惑をかけていなければいいのですが)。
こうした被害は、実はちょっとした家事(家の片付けや掃除)で防げることも多いんです。
防災といえば分かりやすい備蓄や避難グッズに目が行きがちですが、「台風前の家まわりの清掃や点検」こそ、まず取り組むべき第一歩といえます。
「家事」と「防災」って一見、関係がなさそうに見えますよね。でも実は、しっかりつながっています。
例えばこんな場面、思い当たりませんか?
こうした“放置されたもの”や“見えない汚れ”が、台風時のトラブルの元になります。
だからこそ、定期的な片付けや掃除は防災対策になるんです。
特に夏場は暑さで家事がおっくうになりがちですが、「汗をかく前に」「ひどくなる前に」「慌てる前」に取り組んでおくと、いざという時の安心感が全く違います。
とはいえ、忙しい共働き家庭や子育て中の方にとって、「防災のための家事に時間を割くなんてムリ!」と思うのも正直なところ。
そこでおすすめなのが、“ながら備蓄”や“ちょこっと家事”という考え方です。
このように、「日常の延長で、少しずつ」「意識しながらこまめに」がポイント。
気合いを入れて“1日かけて防災Day!”としなくても、毎日の家事の中に取り入れることで、無理なく備えることができますよ。
改めて、台風前にやるべき防災対策としての家事を見ていきましょう。
強風と大雨を伴う台風では、家の外側の環境が思わぬ被害を引き起こすことがあります。特にベランダやバルコニー、庭先などは、飛来物や排水トラブルの温床になりやすい場所ですね。
「えっ、こんなものが飛ぶの?」と驚くような小物も、台風の風の前ではあっさりと舞い上がってしまいます。
ここでは、屋外の“チェックすべき場所”と“具体的な家事”について、考えていきます。
台風による浸水被害で意外と多いのが、ベランダやバルコニーの排水口の詰まりなんです。
普段は目立たない落ち葉やホコリが溜まって、激しい雨で一気に水が逆流……
結果、室内にまで浸水してしまうなんてケースも。
我が家でも去年の台風直前、念のために排水溝をのぞいたら、なんと小さなおもちゃが詰まっていました…!
子どもがこっそり置いたようで、気づかなければ大惨事でした。
私が考えるチェックのポイントはこの3つです。
台風直前は外に出るのも危険です。なるべく晴れて涼しい日を選んで、早めにチェックしておくのがおすすめですよ。
ベランダや庭、玄関周りにある軽いものは、台風の風で簡単に吹き飛ばされてしまいます。
それが他人の家のガラスを割ったり、通行人に当たったりすれば……被害は自分の家だけでは済まなくなってしまうかもしれません。考えただけでも恐ろしいですよね。
以下のような物は特に要注意!
台風前には一時的に室内に取り込むか、ロープで固定しておくと安心です。
また、どうしても外に置きたい場合は、重しをつけたり、風を受けにくい場所へ移動するのも防災対策として効果的ですよ。
「それは分かってるけど、どこに片付ければいいの〜!」という声、よく聞きます(笑)
特にマンション住まいだとスペースも限られていて、しまう場所に困りますよね。
そんなときにおすすめなのが、“まとめておくエリア”をあらかじめ決めておくこと。
例えば:
あらかじめ“ここに置く”と決めておけば、慌てず対応できます。
さらに、片付けの導線ができていれば、家族や代行サービスに頼むときもスムーズですよ♪
外からの影響だけでなく、室内の環境を整えることもまた大切な防災対策のひとつです。
特に窓まわりの掃除やキッチンまわりの整理整頓、停電時の備えなど、台風の影響を受けやすいポイントがいくつかあります。
「まさかこんなことで困るとは……」と後悔しないために、台風前にやっておきたい室内の防災対策の家事チェックリストをご紹介します。
台風といえば、真っ先に心配になるのが「窓ガラスの割れ」ではないでしょうか。
飛来物による破損だけでなく、隙間からの吹き込みや浸水も要注意です。
そこで大事なのが、窓まわりの事前チェックと掃除。
これらの小さなメンテナンスを怠ると、大雨で浸水→カビやフローリングの傷みに直結します。
また、我が家ではサッシの隙間に防水テープを貼っているのですが、意外と古くなると剥がれてくるので、年に1回の張り替えを習慣にしています。
掃除と一緒にできるのでおすすめですよ!
また、強い台風が想定される場合は窓ガラスに養生テープをはるのも定番ですね。これは、ガラス自体を強化するわけではありませんが、割れたときに破片が飛び散ることを抑制するもので、一定の効果が見込めます。
いざ台風で停電・断水が起こると、困るのが食事や水まわりの問題です。
「明日買えばいいや~」と思っていたらスーパーが休業、なんてことも……。
だからこそ、事前にやっておきたい防災対策がキッチンの整理と備蓄の見直し!
さらに、キッチンの片付けをしておくと、災害時に「どこに何があるか」がすぐ分かって安心。
防災食は普段の食事にも使えるものを選んでおくと、“使いながら備える=ローリングストック”ができて経済的です。
本ページでは最低限の水や食料についてふれていますが、それ以外については改めて記事にしたいと思います。
「突然の停電で真っ暗…スマホのライトしかない!」という経験、ありませんか?
そんな事態を防ぐには、灯りと充電の準備が欠かせません。
チェックポイントは次のとおりです。
特におすすめなのは、センサー付きで自動点灯するタイプのLEDライト。
夜中の停電でも自動で光ってくれて、小さなお子さんやお年寄りがいる家庭にも安心です。
また、避難情報を得るためにもスマホの充電確保は重要!
日頃からモバイルバッテリーの残量をチェックする習慣をつけておくといいですね。
「分かってはいるけれど、全部自分でやるのは大変……」
「忙しくて準備が後回しになりがち………」
「そもそも自分でやるのは危ないかも……」
そんなとき、頼りになるのがプロのサービスです。
自分だけでは難しい場所の清掃や、手が回らない片付けも、プロに任せれば安全・確実・時短です。
意外と見落とされがちなのが、屋根の雨樋(あまどい)。
ここに落ち葉や土、鳥の巣などが詰まっていると、台風の大雨で排水できなくなり、屋根や外壁からの浸水被害につながることもあります。
特に2階建て以上の住宅では、自分で確認するのもひと苦労。
脚立での作業は転倒リスクもあり、無理は禁物です。
プロに依頼すれば、高圧洗浄や専用器具を使ってしっかり安全に清掃してくれるので、
「詰まっているな」「ここ数年掃除していないな」というお宅は、一度点検してもらうことをおすすめします。
お庭や隣地との境にある高木や古木も、台風時には思わぬリスクになります。
強風で枝が折れて飛んでくるだけでなく、根元から倒れて住宅やカーポートを直撃するケースも珍しくありません。
また、自分の敷地にある木であっても、倒木や落枝で他人の家や車に被害が出ると、賠償責任が発生する可能性も…。
剪定や伐採はチェーンソーや高所作業が必要になるため、こちらも専門業者に依頼するのが安全・確実です。
事前に見積もりを取って、天気の落ち着いているうちに早めの対応をしておくと安心ですよ。
台風による被害で最も深刻なのが、屋根の破損や瓦の落下です。
少しのズレやヒビでも、強風が吹けば一気にめくれたり飛ばされたりする可能性があります。
それが道路や隣家に落ちてしまえば、大きな事故や損害にもつながりかねません。
さらに、屋根に穴が開いてしまうと、そこから雨水が入り込み、天井や柱、壁の中にまで被害が広がることも…。
「最近、屋根を見てもらっていないな」「築10年以上たっているけど点検していない」という方は、
屋根専門の業者に一度点検を依頼するだけでも安心材料になります。
見た目で分からないひび割れや浮きも、プロの目でチェックしてもらえば早期発見・早期対処が可能です。
費用がかかるからと放置してしまうと、後々もっと高額な修繕が必要になることも……!
台風シーズン前のチェックが、結果的に家を守る大きな節約になりますよ。
「台風前に家を整えたいけど、体力も時間もない……」
「やるべきことは分かってるけど、後回しにしがち……」
そんな時こそ、プロの出番です!
防災対策の家事の中には、専門の道具や技術がなくてもできることも多いですが、以下のような作業はプロに任せると効率的です。
自分でやるには負担が大きい作業も、プロの手でサッと安全に完了するので、時間も体力も節約できます。
「週末しか時間がない……」というご家庭でも、事前に日時を指定して依頼すれば、スケジュール通りに作業をお願いできますよ。
なお、専門性が高い内容は一般的な家事代行サービスでは受付けていないことが多いです。それらは個別のプロに任せると安心です。
台風が過ぎ去ってホッと一息…。でもちょっと待ってください!
実は「台風の後」にやるべき家事こそ、次の災害への備えや健康を守るカギになるんです。
風雨の影響で気づかないうちにダメージを受けている場所があったり、湿気やゴミがたまってカビや虫の原因になることも。
ここでは、台風が過ぎた後にやっておくと安心なチェックポイントをご紹介します。
台風後は、まず「家が無事だったか」の確認を行いましょう。
特に気をつけたいのが以下の場所です。
もし水が侵入していた場合は、すぐに乾燥・消臭を行うことが大切です。
放置してしまうとカビの原因になるだけでなく、建材が傷んで修繕費がかさむケースも……。
【対処法の一例】
小さな変化を見逃さず、「あれ?」と思ったら写真を撮っておくと保険の申請にも役立ちますよ。
停電が数時間以上続いた場合、心配になるのが冷蔵庫や冷凍庫の中身。
一度溶けた食材の再冷凍は食中毒のリスクもあるため注意が必要です。
チェックポイントはこちらです。
不要な食材は思い切って処分し、庫内の除菌&脱臭を行いましょう。
また、この機会に棚の整理やストック品の見直しをするのもおすすめ。
アルコールや重曹スプレーを使えば、衛生的に保てますし、冷蔵庫内のエネルギー効率もアップします♪
「大きな台風、今年はこれで終わりかな……」と油断するのはまだ早いかもしれません。
近年では、1シーズンに複数の大型台風が接近するのも珍しくありません。
そこでおすすめしたいのが、“防災家事をルーティン化する”という考え方。
例えば……
これらを「習慣」として組み込んでおけば、いざというときに慌てなくて済みます。
家事代行サービスでも、定期的な予防的お掃除プランを活用すれば、無理なく続けられますよ♪
台風はいつ発生するか分かりませんし、その規模や進路も直前まで読めないことが多いものです。
だからこそ、「普段からの備え・防災対策」が何よりの安心材料になります。
今回ご紹介した防災対策チェックリストの中には、特別な道具や知識がなくても取り組める内容もあります。
「家事=面倒な作業」と思われがちですが、防災という視点で見直すと、家族や住まいを守る力強い行動に変わるんです。
もし忙しくて手が回らない、どこから手をつけていいか分からない……という時は、家事代行サービス業者(やそれぞれの専門家)に相談も検討してみてくださいね。一緒に暮らす家族の安心を守るために、“今できること”から少しずつ始めてみることが、最大の防災対策になるはずです。
さて、台風の前に、ベランダの排水口、のぞいてみませんか?☺️
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