秋の味覚を「きのこ」を使ってバランスのよい献立を

暑すぎた夏もようやく落ち着き、食欲も出てきた頃ではないでしょうか？

秋はとにかく食べ物がおいしくて、また種類も豊富ですよね。

そんな秋こそ、バランスよく食事を楽しみたいものです。

◆秋を迎えて美味しくなる食材の代表「きのこ」。一年中食べられるキノコ類ですが、やっぱり旬は秋。

今は栽培方法が普及したので、きのこ類は一年中スーパーなどにありますよね。しかし、やはり旬は秋ではないでしょうか？

きのこといっても種類は豊富にあり、しめじ、まいたけ、しいたけ、エリンギなどが主に挙げられます。これらのきのこ類は、和食も洋食のどちらにも活躍してくれる万能さが魅力です。また、お財布に優しい価格なのも嬉しいですよね。

◆きのこを食べると体にいいコト

きのこは体カロリーで、ビタミンや食物繊維などをたっぷりと含んでいます。そのため、体にいいことばかりです。

以下で、どのようなものを含んでいるのかを見ていきましょう。

・ビタミンⅮ群…まいたけに多く含まれており、その次にしめじ、しいたけの順になります。ビタミンⅮは、筋肉や骨を丈夫にする効果があります。また、カルシウムの吸収を助け、肥満や骨粗しょう症などを予防する効果があります。

・食物繊維…エリンギ、えのき、しめじに多く含まれています。食物繊維は腸内環境を整えてくれるため、便秘の予防にもなるでしょう。また、血糖値の上昇の抑制、コレステロール濃度の低下をさせる効果もあります。

・ビタミンB群…まいたけ、エリンギ、ぶなしめじなどに多く含まれています。ビタミンBはストレスなどの軽減や肌荒れ、口内炎を抑える働きがあります。

また、きのこは低カロリーであり、食べごたえもあって満腹感を得やすいため、カロリー控えめの食事作りに活用することができます。

◆きのこ別オススメ料理のレシピ

ここでは、きのこを使ったレシピを紹介します。

【エリンギとまいたけのガリバタ醤油】

・材料（2人分）

エリンギ…1パック（約100g）

まいたけ…1株（約130g）

醤油・みりん…各大さじ1

にんにくチューブ・バター…各小さじ１

・作り方

1. エリンギとまいたけは、食べやすい大きさにさく。
2. フライパンに油を少々入れ、中火でエリンギとまいたけをこんがりとするまで炒める。
3. 醤油、みりん、にんにく、バターを合わせておき、弱火にしてまいたけとエリンギに絡めて完成。

【無限きのこ】

・材料（2人分）

しめじ…1パック（約150g）

ツナ缶…1缶

ごま油…小さじ1

鶏ガラスープ…小さじ１

・作り方

1. しめじは手でさいて分けておく。ツナは油をきっておく。
2. 耐熱容器にしめじを入れ、ラップをして電子レンジで約1分半（600ｗ）加熱する。
3. ツナとごま油、鶏がらスープを混ぜ合わせて完成。

きのこ類は割と簡単に調理できるので、ぜひ取り入れたいですね。